管理番号 | 新品 :77976258 | 発売日 | 2023/11/07 | 定価 | 23,000円 | 型番 | 77976258 | ||
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大きさ(高さ26,5㎝ 胴径26㎝) 箱無し 傷はありません。小砂焼は、 水戸藩主徳川斉昭(烈公)が小砂(栃木県那須郡)に 陶土を発見 し、 御用瀬戸として開かれまし た。一時は益子 焼を凌ぐほどでしたが衰退し、わずかに残ったのが 小砂青磁の国山窯、 朱雀窯、市川窯、そして川井窯でした。川井氏は 益子 で修行 し、地元の土に 拘りうわ ぐすりを使用せず小さな登り窯で日本古代の焼物を 追求していました。その風貌は まるで仙人 のようで、あまりにも大量の 赤松をくべて窯が溶解したとの逸話の持ち主でもありました。しかし、東日本大震災(2011年)により窯が倒壊、窯元のほとんどが廃業に追い込まれ、 今や川井焼も 幻の焼き物とな って しまいまし た。本壺は地震の直前に窯出しされ、奇跡的に損壊を免れた僅か数点のうちの一つで、 地震(窯が倒壊すること)を予 知していたかのようにこれらの数点全てには「KOISAGO」の文字が陽刻されていたのです。