管理番号 | 新品 :16560762 | 発売日 | 2024/06/08 | 定価 | 56,000円 | 型番 | 16560762 | ||
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カテゴリ |
刃長7寸4分5厘、元幅2.15cm、元重ね0.7cm、反りなし、目釘穴1個、鍛え板目肌、刃紋は小互の目に小湾れを交えた乱れ刃で小沸えが付く、茎の状態や鑢目は写真のとおり。重ねが厚い所謂鎧通しと云われる様な造り込みの短刀で、薄錆やヒケがありますが鍛え傷や刃切れはありません。地鉄よく積んで刃紋の働きもあり、研ぎ減りが殆どなく、驚くほど健全です。刀工総覧で調べたところ備前に忠長と銘する刀工は見当たらないことから、名鑑漏れの刀工のようです。しかし、姿や地刃の出来や銘から室町時代中期~末期の備前長船の刀工の一人であろうと考察します。また、その銘から察するに忠光の弟子、あるいは関係者ではないでしょうか。地刃健全で資料的価値もあり面白い短刀ですので、研ぎ上げ(研ぐと見違えるほどよくなると思います。)て大切にしようと考えておりましたが、新たな日本刀の購入資金に充てる為、売却する事に致しました。よろしくお願い致します。なお、入札金額が当方の最低希望額に達しない場合は、オークションの取り消しをさせて頂きますことをご理解ください。