管理番号 | 新品 :61402671 | 発売日 | 2024/01/16 | 定価 | 100,000円 | 型番 | 61402671 | ||
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*こちらは4月6日まで曽根さまの専用とさせて頂きます。 申し訳ございませんが、どちらさまもお買い上げ頂けません。 36歳という若さで夭折された彫刻家小林陽介氏の木彫りです。 12〜3年前、愛知県立美術館で出会った受賞作品の彫刻に一瞬で魅入られてしまい、家族にお願いして何人か彫刻家の方々を通じてコンタクトを取り、直接小振りの作品を購入しました。 彼の作品には瞬間の描写と空気感を纏った存在感が強くあるんです。 ノミの槌目の活き活きしたシルエットが迷いなく美しい。 この木彫のノミの入り方も、森の長老は荒々しく、童子はたおやかで、檜の土俵はリズムのよい槌目と、彼は特に図らずに自然に掘り出したような印象を受けました。 接木をせず丸太をそのまま掘り上げる「一木作り」という仏教彫刻に使われる方法だと知りました。 あのNHKの「日曜美術館」の「アートシーン」でも紹介されて、数少ない彼の大作は今は某お金持ち宗教法人(←また嫌味な書き方をしてすみません)が買い求めて一般には見ることは叶いません。 彼は作品は少ないですが、将来は平櫛田中に並ぶと称されていたそうで、どんな思いで世を去ったのか。。。 平成18年11月 檜 サイズ 台座 横約44cmx約38cm 高さ約16cm 猪 高さ約25cm 威風堂々玄関にずっと置いてあります。 中外玄関ですので、周りの色が変わっていますし、木の乾燥が甘かったのか猪の背中が割れています。 私以外家族は目もくれず興味がないようです。 メルカリの底力を信じて、私が元気なうちにどなたか小林陽介氏のファンの方が見つけてくださることをお待ちします。