日本製高さ 30cm戦後すぐ製造された、70年近く前のヴィンテージ「お眠り・ミルク飲み人形」です。戦後復興期の貧しかった日本、ミルク飲み人形は画期的で、子供に人気の大変高価な人形だった時代です。首と四肢が動き、日本の技術ですから丁寧で丈夫な作りは昭和を感じさせます。 現在ほぼ見かけることもなく、あと30年強、大切に保管したら100年前の人形となるわけで、ほとんど残っている物もない希少性の高い人形です。素材は樹脂ですが、硬くなっていません。幼い頃、一緒に入浴したり洗髪して遊んだそうで、経年変化で、肌色が焼け、髪のカールもとれている為、やや傷や汚れ有りにしましたが、全体に可愛く十分に綺麗だと思います。赤い服は当時着せ替えたまま、衿が黄ばんだのでレースだけ加えました。ランドセルなど当時流行ったビニール製の小物も劣化しましたが少し残っています哺乳瓶は紛失したそうで、飲ますとお尻辺りの穴からお漏らしする仕組みです。物珍しさで写真のように手足を動かし、「言うこと聞かないも―ん」「ハイ良い子」「眠~い」「オシッコ―」「抱っこ~」「気をつけ！」可愛くて思わず遊んじゃいました。