管理番号 | 新品 :19244166 | 発売日 | 2024/02/16 | 定価 | 50,000円 | 型番 | 19244166 | ||
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カテゴリ |
古写真 明治5年 横山松三郎撮影 佐野常民 日赤創始者 博愛社 西南戦争 佐賀藩士 鶏卵紙
鶏卵紙、177mm×125mm(台紙213mm×166mm)
佐野常民(文政5年[1823]~明治35年[1902])旧佐賀藩士。大蔵卿、元老院議長、農商務大臣などを歴任。明治10年、西南戦争の負傷者治療の為に博愛社(後の日本赤十字社)を創始。
国立東京博物館所蔵の『墺国維府博覧会出品撮影』(*1)という写真帖に同じ写真(副総裁佐野常民肖像)が含まれている。撮影時期は明治5~6年[1872-1873](*2)、撮影者は横山松三郎、法量は113mm×172mm(台紙207mm×262mm)と解説あり。
晩年の痩せた姿の肖像写真がよく知られているが、これは幕末の撮影と考えられる肖像写真と同様に頬がふっくらしている。明治初年の常民50代くらいの壮年期の肖像。この時代の肖像写真としては比較的大判(2L判相当)の珍しい写真。
(*1)・・・墺国維府博覧会はウィーン万国博覧会のこと。明治6年開催。(*2)・・・明治30年刊の『澳国博覧会参同記要』には明治5年撮影とある。
【参照】国立東京博物館 研究情報アーカイブズ 古写真データベースhttps://webarchives.tnm.jp/infolib/meta_pub/G0000002070607HP(佐野常民を検索)