中華ＴＩＧ 改造してみました

ヤフオクで人気の日本製交直ＴＩＧ（SUPER250PL)プラズマ切断付きを、落札したので下記の２点について改良してみました
① 出力電流値をＲＭＳクランプテスターで測定したところ、交流出力時で最小が50Ａ、最大が200Ａでした 最小電流（溶接Ａ，初期Ａ，クレーターＡ，ベースＡともに）が50Ａではクレーターやパルスが有効に使えないので、回路を追加して交直出力時ともに10Ａ台に下げることに成功しました １ｍｍの薄板でも溶接できます ② YouTubeなどで知られてきた、ＣＯＬＤtigを追加しました ダイヘンやパナソニックなどのアナログ機のスポットモードは、スポット時間設定範囲が0.2秒（200ms）～5秒でありCOLDtigとしての時間設定から外れています 当改造では、0.004秒（4ms）～0.08秒（80ms）のスポット時間を可能にして、厚さ1mm以下のステンレスおよび0.5mm以下の銅、真鍮を対象とします 瞬時に入熱するので、通常tigでは能な0.3ｍｍの薄板や0.3ｍｍのワイヤーの溶接も可能です サンプル写真を参照してください
トーチスイッチを押している間、連発してスポットが出せるようにもしました（間隔0.5秒～2秒）
切り替えスイッチでオリジナルの通常tigに戻せます
手棒溶接（MMA）とプラズマ切断も動作することを確認しました
2ヶ月間使用したので、スリキズあります
下記の付属品も付けます ① 足ふみトーチスイッチ ＣＯＬＤtigでは母材とタングステン先を可能な限り近づけるので指押しＳＷではブレます ② 1ｍｍのタングステンとコレット、コレットボディ ③ 内径2.5ｍｍのガスホース レギュレータの２次側の圧力は、電磁バルブ閉時に2.5～３気圧あるのでトーチスイッチを押した瞬間に溜まっていた分がプシュッと噴出 して、アークスポットを頻繁に行うときの無駄は馬鹿にできません 出来れば溜まる空間を少なくするフロート管が無いタイプのレギュレータが良いでしょう④ 材質・板厚・スポット時間・電流 の条件表
この機種は、単相100/200ｖ両用ですが、下記を厳守してください・ 100ｖで使用する場合の最大出力電流は、交直ともに60Ａです（このときの消費電力は1500Ｗ） 外国製機器ですから、電流調整ダイヤルをさらに右に回すと60Ａ以上出てしまいますので、何らかの原因で安全ブレーカが作動しな かった場合にコンセントや屋内配線から出火します・ 200ｖの場合は、最大出力電流が200Ａのとき消費電力は6000Ｗです それに見合うケーブルを使ってください＊アークスポットは、充電されたコンデンサから単発でアークするので、100ｖでも200Ａ出せます
直接引き取り、または発送（ヤマト便）も 可能です 入札即決となりますので、気をつけてください 落札後、24時間以内に 取引を開始 してください恐れ入りますが、＜落札者都合のキャンセル＞ が多い方、又は上記24時間経過後は落札者都合で削除させて頂きます